Blah Blah Blah blog 

Pre-MBA、離婚、婚活、再婚、転職など雑多に書いています

住宅ローンをペアローンで組んでも離婚できるか?日本のグレーな部分

元妻が離婚を切り出した時、

 

「住宅ローンは、どうするの?」

 

元妻「あ・・・全く考えてなかった。」

 

「え?どゆこと?」

 

というやりとりがありました笑

 

おい!笑

 

 

家は、某ハウスメーカーで、築5年の注文住宅を購入し、

順調にローンを支払っていました。

 

ローンは、私と元妻、それぞれで組んで、

10年間、年末調整の還付金をもらう作戦でした。

 

元妻名義の住宅ローンですが、私がずっと支払ってきました。

コツコツコツコツ支払ってきました。

 

 

この住宅ローンをどうするのか、

これが非常にもめることになったのです。。。

 

 

家は、2人の収入がないと維持が難しいので、

もったいないですが、、売ることにしました。

 

 

家の売り方ですが、

 

私の提案は、正論で、

家が売れるまでは、所有権は2人で持っておいて、

住宅ローンを元妻も支払ってよ。

というもの。

 

元妻の弁護士の提案は、

調停条項に記載すれば、先に離婚しても問題ないので、

離婚し、所有権をUSIOさんへ移転したい。

所有権移転の登記費用は、もらう方が負担する。

住宅ローンは、婚姻費用に含んで、算定表より安くしています。

本来なら、毎月10万円の婚姻費用を支払う所、

5万円にまけています。どや。

 

ただし、所有権を渡すことが財産分与とみなされ、

元妻が税金面で不利になるかもしれない。

売却価格次第かもしれないが。

税理士に問い合わせしたいので、調査する時間をください。

まだ売却活動しないでください。

 

 

えーっと、もう売却会社を決めて、

専任媒介契約を結ぼうとしていたのですが、

何を今更。。。

 

 

ここで一旦、調停は、弁護士の調査待ちになりました。

 

・・・で2ヶ月ほど待たされた挙句、

結局、明確な結論が出なくて、売却活動を始めました。

 

 

 

離婚する前にも後にも、

住宅ローンを借りている銀行へ連絡をしました。

 

日本がまだ整備できていない法律と銀行の仕組みで

グレーゾーンであることがわかりました。

 

「銀行的には、SIOさんの言う通り、

借りている名義人が返済義務があるので、

離婚して所有権移転するとかは、基本的にはできません。

銀行としては、認めません。

 

ですが、、、

離婚をもうしてしまっていると言う状況を鑑みて、

必ず売却を貫徹するという事に限り、

所有権移転も認めざるを得ない。

銀行としては認めないが、婚姻関係が解消してしまっているので、

どうしようもない。いわゆるグレーゾーンです。

SIOさんの意見が正しく、我々もそうしたいのですが、

この度は、、、

こうなった以上は、頑張って売却活動を進めてください。」

 

 

というわけで、

 

住宅ローンをペアローンで組んでても、

離婚は、できます。

 

 

USIO